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不登校についての個人的見解

「不登校」2017年度、小学校184人に1人、中学校30人に1人。

下のリンクは半年前の記事ですが、興味のある方はご覧ください。

https://news.yahoo.co.jp/byline/ishiishiko/20181029-00101956/

中学校の数字は、経験上からもそうですかね。

20年以上前の教員になりたての頃の学校は、「不登校」を許さない?(ちょっときつい表現ですが・・・)、「何が何でも学校に来させるべきだ!」という風潮が学校にも、家庭にもあったかなぁって思います。昭和の名残というか、力の時代?(先日、何かのテレビで武田鉄矢さん(金八先生)がそんな表現を使っていました)いわゆる体罰のことも・・・

しかし、「不登校」への社会の理解が進み、「許容されてきた」というのは確かにありますよね。

もちろん、私のクラスにも毎年のように「不登校」の子はいました。「不登校」の子の中で、今、特に思い出す子がいます。

あまり詳しくは書けませんが、その子は中学校の3年間、担任をもちました。

小学校時代はとても元気!休むことなんてほとんどなし!たまに親御さんが学校から連絡をもらうくらいの元気な児童だったようで、中学校に入学後も1学期の間は笑顔いっぱいの元気な生徒でした。その子が2学期中盤から休み始めます。「不登校」になった本当の理由かどうかは今でもわかりませんが、可能性が高いのは部活動の中の人間関係だったと記憶しています。そのまま、2年生ではほぼ全休。大きく人間関係を変えないほうが・・・という、親御さんの希望もあり、3年生でも私が担任をすることに・・・。3年生ということは、目の前に卒業後の進路選択の問題が出てきます。3年生でも登校日数はほんとに数えるほどでした。教室には入れず、別室でしたが・・・。進路に関しては、その子は通信制高校への進学を決めましたが、卒業間際になって、その子は教室に入ることができ、卒業式もみんなと同じ場、時間で迎えることができました。

もう一つに事例は、1,2年と全休の子。(小学校の時からほぼ全休)

3年になって私が初めて受け持ちましたが、その子は3年生になって登校を始めました。教室にです。とはいっても、登校日数はあまり多くなかったですが・・・。

ただ、小学校から不登校だった子が、中3になって登校(しかも教室に・・・)の変化にとても驚いてました。

さて、前置きが長くなってしまった感がありますが、「不登校」に対する個人的な見解です。

私自身は、新任の頃から、「不登校」については、あまり強制的にという考えはもっていませんでした。その子との関係を切らさずにゆっくりと登校を促していくというスタンスでした。

「不登校」になってしまうのには、何かしら原因がありますよね。学校生活の問題、家庭の問題・・・。学校生活の問題としては、人間関係の不調からのいじめ(「不登校」の原因としてはこれが一番多かったと思います。「いじめ」といわれるものには発展しなかったとしても・・・)

家庭の問題(といってよいのかどうかはわかりませんが)では、親子関係の不調、親からの抑圧に耐えられず引きこもって・・・という感じだったでしょうか。

本当に千差万別でした。

ただ、すべてにおいていえることは、子どもは子どもで、何もしていないように見えても、一生懸命考えているということです。今は動き出せないけれど、いつかはきっと動き出す。自立していく。それは絶対だと思います。

「不登校」は少し遠まわりかもしれません。でも、いつかは帳尻をあわせる。あわせなければいけない。それは子どもたちはわかっていると思います。その時が来れば・・・。

だから周りとしてはそれを容認して、見守る。その気持ちが大切だと思っています。

ただ、お母さん、もしくは、お父さんだけで、抱え込む必要はないと思います。

お母さん、お父さんであっても、周りに助けを求めていいし、求めなきゃいけないし、時にはたまったものを吐き出すところも必要だと思います。

『いっぽ』は未来を担う子どもたちはもちろん、お悩みを抱えていらっしゃる親御さんの助けにもなりたいと思っています。

加えて、長期の休み明けに増える「自殺」。最近は全体としては減少傾向にあるようですが、10代の自殺者は減少していないようです。そんなことは何としても避けなければ・・・と改めて思います。