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あなたのイライラの原因は腸内細菌不足かも!?

現代社会の中で何かとストレスを感じる機会は多いと思います。子育て真っただ中のお母さんも、ついついお子さんにイライラしてしまうこともあるのではないでしょうか。

今日は、そのイライラの原因はもしかしたら腸内細菌不足かも・・・とういうお話です。

中学校時代の歴史で、世界史の大航海時代というのがあったと思います。1492年のアメリカ大陸(西インド諸島)を発見したコロンブス。1497年に南アフリカの希望を周り、インドへの航路を発見したバスコ・ダ・ガマ。そして、1520年代(1522年?)に世界一周を達成したマゼラン(その部下)を覚えたと思いますが、ここではその中のバスコ・ダ・ガマについてです。

バスコ・ダ・ガマがインド航路を発見する中で、多くの船員が歯ぐきから出血したり、膝から上に広がる黒あざができるなど、原因不明の病気で160名中100名ほどが死んでしまいました。その後、病気の原因を調べた結果、ビタミンCの欠乏で壊血病という病気になっていることがわかりました。

この事件がビタミンBとCの発見のきっかけになりました。動物はもともとビタミンBやCを食物からとらなくても自分の体内で作り出すことができたのですが、人間は進化の過程で果物や野菜などを豊富に食べられる環境にあったため、ビタミンBやCを体内で合成する必要がなくなったのでしょう。体内でビタミンCを合成できないのは人間とサルとモルモットだけだといいます。

船乗りたちがビタミンBやCの不足に陥ったのは、それらを含む食品をとらなかったということ以外に、腸内細菌の不足があったからではいわれたりもします。船乗りたちは保存食や、缶詰ばかりを食べていたので、腸内細菌が十分に育たなかったのではと思われます。

東北大学の木村修一教授の研究によると、腸内細菌によるビタミンB群の合成は、腸内細菌の餌であるセルロースの添加によって大幅に増強されるとあります。ビタミンは物から吸収するというよりも、腸内際細菌によるビタミン合成の方がずっと重要なのです。

外国などに旅行してしばらくすると、普段食べていたものが食べられないことにイライラしてくることを経験されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。それは食べ物や環境の変化で腸内細菌が数を減らしてバランスを崩した結果、ビタミン類の不足が起きたことが根底にあるのではないでしょうか。

ビタミンBの不足で脚気が、ビタミンCの不足で壊血病が起こりますが、多くのビタミンが脳内伝達物質に合成に関わっています。それらのビタミンを腸内細菌が合成しているのです。腸内細菌が不足すると脳内伝達物質が欠乏し、イライラしてくるというわけです。腸内細菌がビタミンを合成し、そのビタミンが脳内伝達物質を合成します。

脳内の幸せ物質と呼ばれるセロトニンや、やる気を起こすドーパミンは、たんぱく質の分解産物であるトリプトファンとフェニルアラニンによって腸内で合成されます。たんぱく質の分解にはビタミンCが必要です。トリプトファンやフェニルアラニンなどのアミノ酸からセロトニンやドーパミンを合成するためには、葉酸やナイアシン、ビタミンB6といったビタミン類が必要です。これらのビタミン類は私たちの体内では合成できません。腸内細菌が作っているのです。腸内細菌アバランスよく、数多く存在しないと、幸せ物質であるセロトニンとやる気物質であるドーパミンが不足し、うつ状態になったりイライラしたりするわけです。